毎月発行する「○○だより」や「自社の広報誌」、webページなどを作成するご担当者様。
手持ちの写真では、少し物足りないと感じることもあるかと思います。

その時は、インターネットで気に入った写真をついつい拝借してしまった経験もあるかもしれませんが、軽い気持ちで写真の「無断転載」などされている方は、要注意です。

最近では、漫画のキャラクターを描いたデコレーションケーキを、販売されたケーキ屋さんが著作権法違反の疑いで書類送検されたというニュースが話題になりました。
綺麗に撮影された写真が、コピーすればすぐにパソコンやスマホに保存できるとなると、「無断」という認識もなく、ついつい利用してしまいたくなる気持ちになるのもわかります。

でもそれは、最悪の場合、訴訟に発展するリスクもありますので、画像の取り扱いは注意が必要です。
もちろん、誰でも自由に使ってよい「本当の無料素材(イラストや写真など)」もあります。

では、どうしたらいいのでしょうか?

素材をダウンロードするときの注意点

  • 「無料素材」や「フリー素材」で検索にヒットしたサイトでも、有料のサイトの場合があります。
  • 無料の素材と一部有料の素材が混在しているサイトがあります。
  • 無料で使用できるけど、著作権の表示(名称やURL)を求められる場合があります。
  • 無料で使用できるけど、再配布やロゴマークとしての使用は認められない場合があります。
  • 利用目的によっては、有料になる場合があります。

利用規約は必ず確認しましょう

素材を配布するサイトには、利用規約が記載されているはずです。
サイト内のどこかに、リンクが貼ってある場合がほとんどです。もしかしたら、利用規約という名称でなく、「ご利用にあたって」や「素材の使用方法」といった名称かもしれません。
そこに書かれている内容を、きちんと見て、使用したい素材が無料に当たるのかどうかを、かならず見極めてから、ダウンロードしましょう。

あとで請求されることも

担当者がなんの悪気もなく、「無料で検索したら出てきたホームページだったからダウンロードした」場合がほとんどだと思います。
ダウンロードできたから無料じゃないの?インターネットに載ってるものは無料じゃないの?といった声もサイトご担当者から聞くこともあります。
実際は、そういった形でダウンロードしたものから多額の請求をされた方(個人・法人)もいらっしゃいます。
そうならないためにも、利用規約を見る、内容がわかりにくければ素材サイトの管理者にメール等で問い合わせることが必要です。

「無断転載」とは、著作権者の許可を得ずに無断で他の場所に掲載することで、すべての著作物は「著作権法」によって守られています。
何も知らずに掲載していまうと多額の損害賠償請求される可能性があります。
怖い思いをされた方もいらっしゃいますので十分気を付けましょう。

私が個人的にオススメする【商用利用OK】なフリー写真素材

私が仕事でよく利用するサイトはphotoACです。ログインすることで約370万点の写真素材を掲載するフリー素材サイトです。

私が気に入っているポイント

  • 無料で利用できる
  • 商用利用・カスタマイズもOK
  • リンク・クレジット表記不要
  • 日本人モデルが多いので使用しやすい
  • 目的の画像を検索しやすい

画像の再配布、転売、商標やロゴでの使用したりは出来ません。フリー素材は著作権を放棄しているわけではなく、人物が映り込んだ写真も肖像権侵害の恐れもありますので、サイト内の注意をよく読んで上手に使用してくださいね。

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